
脳神経内科
多発性硬化症
2024-11-01
脳神経内科
多発性硬化症は、脳や脊髄、視神経などの神経系に炎症を起こす自己免疫性神経疾患(免疫系が自分の体の組織を攻撃する現象)です。
脳や脊髄、視神経のあちらこちらに病巣ができ、痛みをはじめとする様々な症状が現れるようになる病気です。
比較的よくみられる症状としては、感覚、運動や歩行の障害、視力などの眼の障害、めまい、排尿や排便・性機能の障害などがあります。 理解力の低下や忘れっぽくなる、ひどく疲れやすいなどの症状が起きることもあります。
多くの場合、症状が出る再発と、症状が治まる寛解を繰り返します。
20~30代で発症する人が多く、女性のほうが男性よりも約3倍も多いことがわかっています。